観光のオフシーズンに「湿原」と「夕陽」の組み合わせという新たな魅力付けを図ることを目的に、くしろ湿原ノロッコ号の実証運行を行います。
台湾のインフルエンサー2名を招待し、釧網本線沿線を2泊3日で縦断するモニターツアーを実施します。インフルエンサーの方々には、釧網本線の沿線の絶景や観光を楽しめる場所を列車に乗りながら巡り、沿線地域の魅力をSNSにて広く発信していただきます。
その後は、インフルエンサーの投稿を見た方が実際の宿泊プラン等を購入できるよう、旅行商品を造成・販売していくこととしています。
観光をはじめとしたお客様の選択肢を増やし、需要を喚起するとともに、住民の皆さんにもマイカーから公共交通への転移を図ることを目的とし、JRとバスの時刻が一目でわかる時刻表を作成しました。
2019年12月1日から2020年2月29日まで実施しておりました「ひがし北海道フォトコンテスト~JR釧網本線で発見!お勧めしたい体験や絶景をシェアしよう!~」につきましては、応募総数が1,000件に迫る、たくさんのご応募をいただくことができました。
JR北海道においては、平成28年11月、釧網本線を含む「当社単独では維持困難な線区」について発表を行って以来、地域においては、強い危機感を持って、課題の解決に向けた議論や取組を進めてきたところです。
釧網本線は、道東地域における広域周遊観光の基幹的な路線であり、また都市機能の拠点を結び、地域の経済・住民生活を支え、守る路線であります。
JR釧網本線維持活性化実行委員会は、JR釧網本線維持活性化沿線協議会と連携し、釧網本線利用者の利便向上、沿線地域の振興に係る各種方策を推進し、もって、利用者の利便向上と沿線地域の振興に寄与することを目的とし、併せて、釧網本線の維持・活性化を実現させるため、関連団体と連携して諸活動を実施することを目的として、釧網本線と綿密な関わりがある釧路、オホーツク管内の9市町村をもって構成し設立いたしました。