当実行委員会では、これまでのアクションプランの取り組みに加え、データとファクトに基づく議論を行い、これまで以上に踏み込んだ線区評価と実効性のある対策案の検討を進めるべく、国や北海道より新たに措置された補助制度を活用し、「調査・実証事業」を実施いたしました。
2019年12月1日から2020年2月29日まで実施しておりました「ひがし北海道フォトコンテスト~JR釧網本線で発見!お勧めしたい体験や絶景をシェアしよう!~」につきましては、応募総数が1,000件に迫る、たくさんのご応募をいただくことができました。
JR北海道においては、平成28年11月、釧網本線を含む「当社単独では維持困難な線区」について発表を行って以来、地域においては、強い危機感を持って、課題の解決に向けた議論や取組を進めてきたところです。
釧網本線は、道東地域における広域周遊観光の基幹的な路線であり、また都市機能の拠点を結び、地域の経済・住民生活を支え、守る路線であります。
JR釧網本線維持活性化実行委員会は、JR釧網本線維持活性化沿線協議会と連携し、釧網本線利用者の利便向上、沿線地域の振興に係る各種方策を推進し、もって、利用者の利便向上と沿線地域の振興に寄与することを目的とし、併せて、釧網本線の維持・活性化を実現させるため、関連団体と連携して諸活動を実施することを目的として、釧網本線と綿密な関わりがある釧路、オホーツク管内の9市町村をもって構成し設立いたしました。